10連休と長いGW、どこかに出かけられる方やゆっくりご自宅で休まれた方、はたまたお休みが無く仕事だったという方もいらっしゃることと思います。

長かったGWも明けていつもの生活に戻ることになりますが、体調等崩したりしてませんか?

疲労感や立眩み、不眠や頭痛。気になって病院へ行っても検査は異常無し。それもしかすると自律神経に問題が起きているかもしれません。

自律神経は、心臓の働きや消化管の働きをコントロールしていて、交感神経と副交感神経から成り立っています。1つの臓器に交感神経と副交感神経が作用し、交感神経は心拍を増やして血圧を上昇させ、副交感神経は心拍を減らして血圧を下げるといった相反する動きをしています。大まかにいうと交感神経は身体活動の神経、副交感神経は休息の神経になります。

人間の身体には恒常性(ホメオスタシス)という、体の中の環境を一定に保つためのシステムが備わっています。暑い時に汗をかいて体温を下げるのもそのシステムが働いているからですね。その恒常性を維持するのにホルモン系や免疫系が活躍しています。そして自律神経も交感神経と副交感神経がバランスを取ることで恒常性維持に貢献しています。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと”自律神経失調症”という状態になります。バランスが崩れてしまう原因は人によって様々で、職場環境、生活環境、人間関係などの外的要因から、自律神経が乱れやすい体質、情緒不安定な性格などの内的要因があります。

〇自律神経失調症の対策

  • 井穴のマッサージ

指先には”井穴”と呼ばれるツボがあり、そこをマッサージすることで自律神経失調症で起こりやすい鳩尾のこわばりや肩こりを改善させる作用があります。

  1. 親指の爪の下の角(左手の場合右の角)から2ミリ外側
  2. 人差指の爪の下の角(左手の場合右の角)から2ミリ外側
  3. 中指の先端中央
  4. 薬指の爪の下の角(左手の場合左の角)から2ミリ外側
  5. 小指の爪の下の角(両側)から2ミリ外側

爪の根本を反対側の親指と人差指で、軽くつまむようにマッサージします。1本の指につき10秒ほど、気持ちがいい程度の強さで行います。

  • 乾布摩擦

お風呂上りに体をふいた後、柔らかいタオルで乾布摩擦を行います。皮膚が弱い方は軽めに行いましょう。最近では着衣で行う乾布摩擦も実行されています。上肢は、掌側は手から肩に向かって、手の甲側は肩から手に向かって行います。お腹は時計回りに、おへそを中心に行います。背中は左右の手でタオルの端を持って行ってください。

自律神経失調症は、日頃から対策することが大事になってきます。先ほど挙げた方法を実践して健康的な生活にしていきましょう。

当院では、皆様の健康に役立つ情報を提供しております。ぜひ一度ご来院下さい。